21.雪
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暗くする
丸まる
眠る
起きる
外を見る
白
他の色彩を消して
主張を続ける白
本当だったら
赫だか黄だかの
沢山色があるのに
とんだ自己主張
それでも許す
見た目だけ
判断基準
つまらない
先入観の塊り
歪んだ常識
誰も冷たさには触れない
いつか光に負けるのに
その白だけを眺めて
負けたのに気づかない
白が光に負けたの知らず
美しさの顕現
それが
ただの
思い込みって
こと
早く気づけば
いい
22.まあいいか
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思い出せないな
なんだろう
なんだろうって
考えて
思い出せた
ためしなし
23.チープな最強
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すぐにでも雨をやませて
すぐにでも言葉の姿を見つけに行くんだ。
この丈夫なカサを右手に持って
左手に気持ちのカケラを掴んだだけで。
もう大丈夫
いくら雨に降られたって
ぼくとカサと気持ちのカケラは
とうてい負けやしない。
24.そのまんま
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泣きたいときのために僕がいる
君が本当に涙をこぼすなら
僕は一緒に泣いてあげるよ
言葉の力を信じる君と僕がいる
君が独りで何かを喋るなら
僕は離れて頷いているよ
1つでも君が困ること
いくつでも僕の思うこと
君が泣いても悲しくならないで
いくら泣いても笑えるように
ただ君が君であるために
今ここに僕はいる
今ここに、僕がいる。
25.カサと雨
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今、ぼくの上に雨降った
カサさしたんだ
すぐ
すぐに止んだら
今すぐ走って君に会いに
会いに
今すぐ駆けて会いに行くよ
君は
君はぼくだけのカサだから
僕の上に降った雨だってすぐに
すぐに
癒してくれる
いやせるのは君だけ
26-1.うた
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大きな声で君だけの唄
小さな声で僕と君だけの唄
26-2.プレゼント
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君に捧げる
僕のひとこと
27.キャットアイ
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ビー玉って反対側をすかして見れるのかな
そうだなあ
きっと普通に見るよりもカラフルで綺麗だよ
って答えると
君はビー玉を指2本でつまんだ。
黒目がちな眼にかさねて
まるでビー玉の中の黄色が
ネコの瞳孔みたいに見えたんだ。
その目で僕を見て
君は言う。
普通に見る君のほうが格好いいね。
割れるビー玉
アスファルトに転がる
28.厄介払いとありがとう
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それだけがあれば 生きていける
そんなのは嘘 体のいい厄介払い
あたしは何も持っていないわけじゃない
そう思うための 都合のいい厄介払い
だけれどそれは 真実に似た厄介払い
ほんとうに これがなくては生きていけないから
それを実感するたびに 触れる手の平指先から溢れる
温かさ とか
安心 とか
うれしさ とか
ことばにならない こえだとか
こえにならない ことばだとか
だから伝えたいよ
ただ あたしの厄介払いを手伝ってくれて
ただ 勝手に温かさを貰って
ただ それでとてもチカラを補完できて
だから言いたいよ
ただ ありがとう って
29.いろいろ
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桃色さくら、緑はイモ虫。
水色は空、赤は夕空。
雪色は雲で、黒は闇。
さて、
僕の色はどんな色だろう。
30.山火事用心
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赤い木がありました。
赤い山に生えていました。
次の日には灰色でした。
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